代表取締役
エルチェは、2011年1月に、児童デイサービス事業(現・児童発達支援事業又は放課後等デイサービス事業)の「コンブリオ」と「スキエット」を設立しました(当時は、児童デイサービスというものはほとんど無く、必要なのに足りなくて困っている、という状態でした)。
コンブリオでお子さんをお預かりする中で、「早期に対応できていればお子さんご本人もご家族も、こんなに苦しむ必要はなかったのでは?」との思いが膨らみました。さらに、私の親族が「特定不能の広汎性発達障がい」と診断を受け自傷行為などの問題行動に悩まされた時に、家族が死に物狂いで対応策を探して出会った「ABA(応用行動分析)療育」のペアレントトレーニングを受けて試したところ、親族の問題行動が目覚ましい勢いでなくなっていったという経験があります。それらの経験から、「安価に質の良い療育を提供する施設が必要」との思いに至り、ABAのスーパーバイザーを探して連絡を取り、協力を得ました。児童デイサービス制度を利用しながら、プロのABAスーパーバイザーが実施する丁寧かつ長時間の研修を受けたセラピストによる、本格的なABA療育を提供できるのはエルチェが初めてではないでしょうか。人を幸せにできない福祉サービスに価値はあるのか、その信念でエルチェをスタートさせました。
代表取締役
療育・支援のゴールは、社会的には「生活の質を上げ、当事者とその周りの人が幸せになること」、技術的には「獲得したスキルを日常生活でも使えるようにすること」と考えています。「今できる幸せとは何か」をご家族の皆様に落ち着いて見つめ直してもらいたいのです。
療育・支援の位置づけは、お子さんとご家族を含めた周りの人たちを幸せにするための補助だと思っています。しゃべることが、指示をきけることが、出来ることが増えることが、必ずしも幸せにつながるとは限らないのが幸せの難しさです。しゃべることができなくても善し悪しが分かったほうが良いかもしれない。できることが増えるよりも周りの人を笑顔にできるほうが良いかもしれない。
私たちは、療育・支援技術に溺れず、常にご家族の気持ちを汲み取りながら、時にはお子さんの権利を侵害していると思えばそのことを伝え、時にご家族の自己犠牲が過ぎると判断すればそのことをお伝えし、これから続くお子さんとご家族の長い人生の最小不幸最大幸福の道とは何かをご家族とともに探すことが重要だと思っています。
最高臨床責任者 心理学博士 認定行動分析士(BCBA-D)
株式会社エルチェでは、様々なスタイルの教育活動を提供しています。1対1の個別スタイルの他にも、お友だち同士遊ぶスタイルや、小集団で(園のように)先生のリードに合わせて活動するスタイルを取る場合もあります。それぞれの子どもの特性や事業所ごとにセラピーのスタイルは異なりますが、その違いこそがエルチェの特徴の1つです。ABAとは、一定形態の教え方を指すものではなく、中心となる共通した分析方法を元に、そこから生まれた(そして科学的に証明された)教え方や技法の集まりですから、子どもや状況、そして教育の目標に応じてやり方を柔軟に変えられるものなのです。例えば、ABAと聞いて一番イメージされやすいやり方として、果物の絵をいくつかテーブルの上に置いて「りんごはどれ?」と聞き、指をさしてもらうという教え方があります。テレビや動画などで見てご存知の方もいるかもしれません。でも、りんごを教える方法はABAの中でも1つではなく、必要に応じて柔軟に変えて良いものなのです。机上で絵カードを使い、最小限の刺激に限定して教えることで、集中して人の話に注目できる場合があるかもしれません。また、果物の本を読み、ミックスジュースの歌を歌い、果物からジュースを作る想像的な遊びをすることで、りんごに注目する動機も高まって、果物に関連した遊びやコミュニケーションなど多くのスキルが促進されるかもしれません。教え方よりも、最終的な結果が大切なのです。逆にやり方の形式のみにとらわれて教えると、机上では指差しできても、スーパーに行ったらりんごが見つけられないこともあります。多くの場合子どもにとって重要なことは「指差しができる」に留まらず、そこを出発地点に、果物など子どもらしい題材を通したコミュニケーションとやり取りを楽しむことなのです。教え方のみにとらわれず、最終的な目的地をしっかりと見据え、子どもにとって何が必要なのか分析し、本当に子どもの為になったのかを確認する事が大切なのです。
心理学博士、米国認定行動分析士(BCBA-D)
NOVA LUNA Education & Consulting Center 代表
ちょっと探せば子育てや療育に関する情報が溢れている現在、療育を検討されている保護者の方にとっての問題は、ご自分のお子さんにとっての最善を見極めることではないでしょうか。ABAは特定の療育の手法を勧めるものではありません。一つ一つの手法が、それぞれユニークなお子さんの状況にどう影響を与えるかを客観的に確認し、変更を加え、その影響をさらに確認する。その一連の流れを通して、お子さんのスキルに生じた変化が色々な場面でも、誰が相手でも、継続して起こるようにする。その目的のために発展してきたのがABAです。 お子さんとご家族に対して真面目に向き合い真面目にABAという科学に向き合う人たちが療育をしている場所が、エルチェだと思います。
公認心理師 臨床発達心理士 保育士 | 江戸川区篠崎児童発達支援センター
当たり前のことを丁寧に、誠実に積み上げることを大切にしながら、お子さまやご家族が安心できる頼りがいのあるサービスを目指しています。地道に、コツコツ。心優しく、力持ち!がエルチェの持ち味です。スタッフ同士で話し合って、お子さま1人1人に合わせて、好きなことや反応の様子、声かけや遊びのベストな提供方法を考えながら、計画や準備を進めています。学んだことが生活の中で発揮できるように、療育の1分1秒が意味のある時間になるように、全力を注ぐのが我々の仕事です。日々アップデートされていく最先端の知識に置いていかれないように、勉強や情報収集も欠かせません。お子さまやご家族の生活が少しでも楽になり、毎日を楽しく過ごすためのアイデアを沢山ご提案できるよう、研鑽を続けてまいります。“将来”の生活がより楽しく豊かであるように、“今”何ができるのかを一緒に考えていきましょう!
社会福祉士、精神保健福祉士 | 児童デイサービスコンブリオ 熱海児童発達支援センター
大学で福祉を学び高齢者の入所施設に就職しました。もう20年以上も前のことなので今とはだいぶ違うと思いますが、一つの部屋で合宿のように布団を並べて生活していることに驚きを覚えたことは今でも忘れられません。いろいろな理由で入所されていましたが、私は地域でその人が望む生活を支える仕事がしたいと思いこの仕事をしています。
言語聴覚士、公認心理師、中学校/高校教員免許状、訪問介護員 | 所沢市こども支援センター
私が今の仕事に就いたきっかけは、娘が通院していた小児科医の存在でした。その医師は呼ばれるとどこへでも出向き、小児の病気の予防や看護の仕方を無償で教えていました。当時広報の仕事をしていた私は、先生の手伝いをしながら講演会に帯同させてもらい、そこで目にしたのは母親たちが子育ての不安や悩みを相談する姿でした。母親たちは専門家からのアドバイスを得ると、皆、一筋の光が差したように表情の輝きが灯っていきました。心細くて自信のなさそうな表情に覚悟が宿っていく。この体験で自分も「専門家」として、悩んでいる母親たちの援助をしたいと思うようになり、今の仕事に就きました。エルチェでは多職種が勤務しているのでディスカッションの機会が多くであります。また、いろいろな学びのシステムが用意されおり、日々研鑽できる環境下で私自身も学びながら支援員として邁進しています。
公認心理師 | 江戸川区篠崎児童発達支援センター
お子様やご家族の現在と未来の生活の質の向上を目指し、楽しい遊びや活動を通して学習したことをそれぞれの生活の中で発揮できるように、利用者様一人ひとりに合わせた支援を心がけております。
児童発達支援管理責任者、公認心理師 | ひまわりABA教室(発達療育レンテ名古屋)
療育の中で大切にしている事はお子さんが楽しんで通える場にすることです。楽しいを保証する事で自然に学ぶ機会を増やしていけると考えるからです。その上で、苦手なことや難しいことにも挑戦していけるように支援 します。最後に、ひまわりABA教室(発達療育レンテ名古屋)を“お子さん”にも“ご家族”にも安心して通える場所にしていきたいと思います。
サービス管理提供責任者、移動支援従事者、行動援護従業者要請研修課程修了、ヘルパー2級、介護福祉士、保育士 | 児童デイサービスコンブリオ 熱海児童発達支援センター
受給者証を取得される方は年々増加されており、多くの方が公費で支援を受けられるようになりました。同時に必要な支援の幅も多様化され、より一層の支援力が求められていると感じます。そのため、保護者の言葉で言い表せない現状を理解していくことや、これからの先々を見据えた提案ができるよう、知識を深め、一つひとつのご家庭に適した社会資源の活用提案ができるよう、知識を深めていくことを大切にしています。
公認心理師、臨床心理士 | 江戸川区篠崎児童発達支援センター
療育の場にいるお子さんの姿だけではなく、家庭や園などの生活する場での姿を想像し、つながりをもった支援を心がけています。お子さんの未来のために、今必要なことは何かを考え、ご家族とともに成長発達を支えられるよう、日々学び、試行錯誤しながら最善を目指し、実践にあたっています。
児童指導員、強度行動障害支援者養成研修修了基礎
全く他業種からの転職でエルチェに入社しました!!
きっかけは、自分が父親になったことでたくさんのお子さんに触れる機会が増え、子供に対する考え方・向き合い方が大きく変化したこと。
成長の速度・感じ方もお子さん1人ひとりが全く違うことも知りました。
そして。嬉しいことがあれば、楽しいことが見つかれば、みんなが同じように笑ってくれることも知りました。
全力で泣いて、全力で怒って、全力で笑う。
今を全力で生きるお子さんたちの笑顔を1つでも多く増やせるように。
これからも全力で向き合わせて頂きます。
児童指導員 | レンテ市川
レンテを利用するお子さまと保護者さまのひとりでも多く、「レンテに来て心が軽くなった」「お子さまとの生活が楽しくなった」と思っていただけることを目指して仕事をしています。それぞれにとっての「最適な支援」をどうすれば届けられるのかを考え、実践できるようになることが目標です。
レンテ市川
人のこころや行動について良く知りたい。同時に自分が本当に人の役に立てられているか実感したい。そう思って職場を探していた時に、エルチェのことを知りました。仕事に従事しているときは、お子様の安全管理に注意しつつ、必要なスキルを身に着けられるよう支援しています。療育・ABAについて、もっと知識や経験を積んで、より一層お子様とご家族の支援ができるよう努めて参りたいと思います。
児童指導員、栄養士 | レンテ市川
お子さんと関わっている時は、大人も一緒に楽しむというのを念頭に置いて関っています!一緒に楽しみながら、どうすればお子さんの成長に繋げることが出来るかを考えて試し、いい方法を模索してセッションしています!
特別支援学校教諭一種免許状、児童発達支援管理責任者 | ひまわりABA教室(発達療育レンテ名古屋)
自閉スペクトラム症に対して早期介入とABAが効果的であることを知り、児童発達支援の道を選びました。ご利用児さんを一人の人間として尊重し、「やりたい!」「できた!」「嬉しい!」を感じながら主体的にいろんなことを学び取っていけるような療育を目指しています。
臨床心理士 | ひまわりABA教室(発達療育レンテ名古屋)
障がいのあるお子さんや、その子を育てる保護者さんの力になりたいと思い、この職種に就きました。実際の療育で接していく中で、子どもの気持ちを汲み取ることや、保護者の方々の思いに触れ、どのような療育をすべきなのか、探りながら邁進したいと思っております。
児童発達支援管理責任者、保育士
来所しているお子さんが「的」の中心に居るとします。中心の周りには、お子さんを支えているご家族や先生方など関わりが身近な存在があります。生活の中心となっている「人」や「環境」から様々なことが影響し合っていると思うので、療育で本人に直接アプローチをすることはもちろんですが、ご家庭/ご家族、通園通学先/先生方など、中心の存在を支える方々を含めた支援をとても大切に思っています。
児童発達支援管理責任者、保育士
療育を通じて喋らなかったお子さんが少しずつ言葉で伝えられるようになるなど、成長を間近で感じることが出来るのが最大の魅力だと思います。現在はセラピストではなく児童発達支援管理責任者として、利用する保護者の方に相談しやすく、職員の皆さんにとって働きやすい場所づくりを目指して、日々取り組んでいます。
児童指導員、保育士 | レンテ市川
個別療育では、親御様やお子さんの気持ちに寄り添いながら、お子さんがより自信を持って楽しく様々なことに取り組めるような関わりを意識しています。また、個別療育で培ったスキルを集団の中でも発揮できるようになることも大切だと思っています。保育所等訪問支援を通して保育園や幼稚園の先生方とも必要に応じて連携させていただき、お子さんが大人やお友達とコミュニケーションをとったり助け合ったりしながら、将来的に集団の中で安心して楽しく過ごせることを目指したいです。